ラッキーなことにカサドチェロコンの受賞者披露演奏会のチケットが手に入りました!
開場前からすでにロビーにはたくさんの人。ちょっとびっくり。
時間があるからと、お父さんが、カサド氏の書簡や楽譜などを展示したカサド展を見てくると言います。わたしは、前々日に見てしまってるので、入口で待っていました。そうしたら、すぐに戻ってきて「今から展示室で特別演奏をやってくれるらしいよ。聞いてみない?」といいます。欲張りなわたしですから、もちろん聞くに決まってます^^。
演奏者は、外国の紳士。どうやらコンクールの審査員のようです。ってことは、名の知れた演奏家なのかもしれませんね。名曲をさらっと2曲弾かれました。
その後の説明でわかったのですが、楽器は、カサド氏が使っていたピエトロ・ガルネリ(1740年のチェロ)でした。京都市交響楽団で今でも現役の楽器だそうです。
サプライズで素晴らしい音色をきくことができ、これまたほんとラッキーでありました。
そして、披露演奏会。
1st Prize は、17才のアメリカ人男性マシュー・アーレンさんでした。
17才とは思えない恰幅の良さ^^。もちろん、演奏もブラボーでありました!!
3rd Prize に、日本人の辻本玲さん(26才)が入っていました。
やっぱり、日本人がひとりでも入ってると嬉しいですね。
17才で1位なんてすごいわ、って思いますが、つい最近、
16才で国際コンクールに優勝した日本の男の子がいましたよね。チェロではなく、バイオリン。
三浦文彰くん です。
コンクールは、
ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール。
最年少での優勝という快挙でした。
凱旋公演が、12月24日東京オペラシティホールで開かれます。オケは、東フィル。
三浦くんは、そのコンサートマスターのご子息だそうです。
この間、テレビでその素顔を見ましたが、まあなんといいますか、見た目は、お隣のサッカー好きのお兄ちゃんといったかんじ。いかにもバイオリンやってますみたいなかんじがなくて、さっぱりとした子でした。でも、しっかりと見えましたよ。首のバイオリンだこ^^。今どきのイケテル子だけど、誰にも負けない練習量だってことをそれが物語っておりますね。いやはや素晴らしい。
若いといえば、
ゴルフの石川遼くん17才も、最年少賞金王となりましたね。
彼の練習量もすごいらしいですね。彼が、プロ宣言をする前に、坂田信弘プロ(62才)に、こう聞かれたそうです「プロの世界で己が責任を持てるのは練習量だけだ。それを貫き通す自身はあるか。」と。遼くんは、力を込めて「あります!」と答えたそうです。それを証明した今回の結果でした!
まっこと、若い力は、無限大。発揮するもしないも努力次第。
若い頃、なんの努力もしなかったから、今のわたしだ。ははは。
気持ちだけ若く持って、この先ちょっとは努力したら、得ること、あるかなぁ。
そしてもうひとつ。
若い力といえば、そのエネルギーを描いた司馬遼太郎の「坂の上の雲」。
NHKでドラマ化されてますが、ご覧になってますか。
わたくし、日曜日、テレビの前でお正座してみておりますよ(笑)。
主役の本木雅弘さんも阿部さんも香川さんも菅野美穂ちゃんも、ほんとにいいな。
本木さんは、映画「おくりびと」でチェロを特訓されて以来、
それを趣味として続けてるそうです♪
俳優人だけでなく、この
「坂の上の雲」の主題曲もとてもいいなって思います。
大河ドラマにありがちな、大仰な曲調でなく、心にじーんとしみるメロディー♪
作曲は、久石譲さん。歌は、サラ・ブライトマンさんです。
これに限らず、久石譲さんの曲は、心あたたまるものが多いなって思います。
そして、それらの曲にベストマッチの歌い手さん。毎度感動させられます。
今年60回目となる紅白のテーマソング
「歌の力」も、久石さんの作曲です。曲も抜群ですが、歌ってるアン・サリーさんというかたの声が実に美しく、聞きほれてしまいます。
実はうちのパールちゃん、何を隠そう久石譲さんの曲に励まされた一匹であります^^。
うちの子になった当初、お散歩が怖くて怖くてしょうがなかったパルちゃん。
そこでわたくし、お散歩しながら、人がいないのを見計らって元気良く歌ってあげました。
久石譲さんの「さんぽ」です^^。
「あっるこーあっるこー♪ わたしはーげんき~~♪あっるくのだいすき~♪・・・」って。
そしたらパルちゃん、わたしの顔見て、にこにこ顔で歩くんです。
多分、わたしのおんちでへったくそな歌い方に笑っちゃったのかもしれませんが(笑)、毎日歌ってあげてるうちに、パールちゃんは、ほんとうにお散歩が好きになりました^^。
歌の力ってほんとに素晴らしい!
びびりのわんこさんがいたら、どうぞ歌ってあげてみてくださいな^^。
わたしの悪声でお散歩好きになり始めた頃(6年前)のパール。若い~。スリム~(笑)。