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大学病院でわかったこと

腹部と胸部の超音波。
胸部レントゲン。
そして、頚部皮下腫瘤検査を受けての結果です。


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■心臓腫瘍、腎臓腫瘍を確認。
どちらかが原発、もしくは別々の腫瘍。
脾臓と頸部腫瘤は、これらから転移した可能性あり。

■腎臓、脾臓、頚部の腫瘤は切除できるが、心臓は切除できない。

■心臓周囲に液体が見られる。
急激に貯留してきたものと思われる。
→心臓が代償できず機能を低下させている。
→内服で、ある程度の補助は可能。
液体の貯まるスピードによっては代償できず
心不全→死亡するリスクあり。

■腹部超音波でわかったその他のこと。
 ・肝臓内(内側右葉)不整形に腫大
 ・肝臓全域 肝静脈うっ血
 ・右腎 構造物の半分が5㎝大の腫瘤形成
   内部は不均一→悪性の可能性が高い
 ・脾臓内に、多数に結節性陰影

■胸部レントゲンでは以下のことが。
 ・心陰影拡大
 ・肺野 荒く白い 肺炎
 ・前胸部に1㎝大の結節

■胸部超音波では、(上記とも重複しますが)
 ・心嚢水(心臓を収容する膜と心臓の間に水が貯留)
 ・右心房壁に2~3㎝腫瘤
 →おそらく腫瘤からの出血で水(血液)が貯留
 →心臓の動きに影響
 →肝臓のうっ血

■頚部皮下腫瘤について
 上皮系腫瘍の疑い
 確定には切除生検が必要


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といったような内容でした。

心臓腫瘍には血管肉腫など種類があるそうですが、
それの特定には、いたっていません。
特定するには、CTやMRI等の検査を経なければいけません。
そしてそのためには麻酔も必要になります。
今の状態ではリスクが大きすぎます。

加えて、みつかった腫瘍のほとんどが予後のよくないものばかりです。
おそらく悪性度が高いものといえるのでしょう。

これ以上調べることに、意味はみいだせない
といったふうなことを先生はきりだされました。

はっきりとは覚えていないのですが、多分、このあたりのタイミングで、
命が残り少ないことをおっしゃられたように思います。

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大学病院受診から3日目のプリちゃん。
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へんなところに顔をつっこむのが好き。
どこに顔をつっこんでもらってもかまわないですけど、
ご飯をたべてもらいたいものです。



by parumax | 2017-06-25 13:07


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