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@うちの絵本の棚から ②きょうの一冊は、「ブーツをはいたネコ」

きょうは、猫さんが主人公のお話です。
ねずみさんが題材の本が意外と多いことは先月お話しましたが、猫さんはその比ではないほどたくさんあります。うちにもネコ本どっさりですが、きょうは、この一冊。

「シンデレラ」「眠れる森の美女」「赤ずきん」などでも知られるシャルル・ペローの童話集の中のひとつで「長靴をはいたネコ」です。

:::あらすじ:::
粉引き職人の息子3人に分けられた遺産は、粉引き小屋とロバとネコだけでした。末っ子にはネコを与えられましたが、一番役に立たないと言って悲しみました。でも、そのネコはかしこくて勇敢でした。若者からブーツとふくろを用意してもらうや、若者のために知恵と勇気をもって大活躍。若者をついには、王族にさせてしまうのでした。


このお話には、いろんなかたが絵をつけてますが、うちにあるのは、フレッド・マルチェリーという人が絵を担当したこちらのバージョンです。
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「ブーツ」と訳されているだけあって、大迫力の、三銃士のようなネコさんが、ドーン!!
めっちゃかわいいでしょ^^。表紙に一目ぼれして速攻で買った一冊です^^。
ご覧のとおり、表紙には、題名がありません。なので、余計迫力ありますよね。題名はというと、
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そうです。裏表紙にあります。表裏併せて一枚の絵になってるってわけです。ナイス~。
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このお話、あらすじにも書いたとおり、小さなネコが、貧しい若者を王族にまでさせてしまうという痛快大活劇ではあるのだけど、若者が、そのネコを大切にしていたかというとそうでもない。・・でも、もしかしたら、若者がネコに与えたブーツとふくろがべらぼうに高かったのかしら。それでネコが恩返しでもしたのかしらね。まじめに考えるとよくわからないお話でもあります(笑)。


  「ほんとにこんなネコさんいるの?」 プ                「いるわけないにゃり」 マ
@うちの絵本の棚から ②きょうの一冊は、「ブーツをはいたネコ」_f0057509_224767.jpg

中の絵も素晴らしいですよ!
by parumax | 2008-02-28 22:56 | 絵本・児童書


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