人気ブログランキング | 話題のタグを見る

血清検査

13歳8ヶ月のマックス。
甲状腺機能亢進症の疑いが若干あったので、血清検査を受けました。

甲状腺機能亢進症 は、10歳以上の高齢猫に発症しやすい病気です。
(犬は発症しません。)
主な症状としては、①元気(活発)さが増す ②食欲が増す ③水をたくさん飲む ④おしっこの量が増える ⑤体重の減少 ⑥毛づやが悪くなる ⑦吐く ⑧下痢をする 。

飼い主さんが、うちの子、年なのにすごく元気になっちゃって食欲もあって若返ったみたいなの、と言ってるうちにいきなり激痩せして命を失うといったことも多い病気だそうです。マックスはというと、①②⑧の症状が見受けられました。

そもそもは、2月初旬からの軟便にはじまりました。
その量は多く、においもかなりのもの。なのに、やたら元気で食欲もありあり。
なので、食べすぎておなかがゆるゆるなのかなあとも思いました。
でも普通おなかが気持ち悪かったら元気もなくなるはず。

10日ほど様子を見てたのですが、一向に良くならないので、受診。
そうしたところ、その病気の疑いが若干あるかもしれないということでしたので、
まァ年も年だし、ここらで一度くらい血液検査をしてもいいかなと思い、受けました。

受診経験の極めて少ないマックス。キャリーに入れられてもよくわかってないご様子。
血清検査_f0057509_1464516.jpg

そして数日待って、出た検査の結果がこちら。
血清検査_f0057509_14113859.jpg
ははは。どっこも異常ありませんでした。
一番下の数値が、「甲状腺機能・・・」の数値ですが、しっかり正常値内でした。

おなかのほうも処方していただいたお薬で改善しちゃったしね。
おなかがよくなったら、気分も落ち着いたようで食欲も普通になっちゃったし・・。
いったいなんだったのかしら??

すると先生いわく、「何かストレスになるような事があったんじゃないかな。心配する数値ではないけど、白血球の数がほんの少し低いんだよ。」って。
すごいですねえ。ストレスがあるかないかも、そういった数値でわかるんですねえ。

で、思い当たることといえば、ひとつあります。
娘が2月半ばから一人暮らしを始めたことであります。
マックスの飼い主は、お世話はしないけど、一応おねえちゃんでした。
おねえちゃんは毎日忙しくて、マックスを可愛がる暇もなかったけど、その存在は、マックスにとってはやっぱり大きかったんだと思われます。

キャリー、なんだか気に入っちゃったみたい。毎日入ってます^^。
血清検査_f0057509_14491244.jpg

近頃は、おねえちゃんのいない生活にも慣れたようで、元のマックスになってるようです。
体重もちゃんと自分でコントロールして、適正体重の3.2kgをキープしてるマックス。
検査でも健康優良猫と出たからには、この先も、病院にはご縁のない生活を送らねばね。


血清検査_f0057509_1503227.jpg




by parumax | 2008-03-13 15:03 | パールとプリッツとマックス


<< 春色パール 美術館をハシゴ >>