カテゴリ:いきもの( 25 )

ご縁は廻り・・

ノアちゃんのお話の続きです。(前のお話はこちら。)

ノアちゃんのママからメールをいただいたのは、ノアちゃんが逝って一か月近くたった頃でした。
「あまりにも突然の事で、まだどなたともノアちゃんの事をお話出来ない状態です。」とありました。
かける言葉もありませんでした。

でも、続けてこうあったのです。
「ノアちゃんにかけてあげるはずだった愛情、
それを家族を探している仔に注いであげようと思い始めています。」 と。

ママは、ノアちゃんをとても愛していました。たくさん思いをめぐらされたと思います。
そしてそこから生まれてきたお気持ちだったと思います。

そのお気持ちとその目に留まったのは、ちばわんでいぬ親さま募集中だった「澄ちゃん」でした。

たまたまですが、プリちゃんのきょうだい犬と同じお名前ってことで、わたしもブログで紹介したことがありました。めったに紹介とかしないのにね。その時の記事がこちらです。

ノアちゃんのママはちばわんのHPでご覧になり気に留めてくださいました。
澄ちゃんは、とってもいい子なんです。でもなぜかあまりお声がかからずにいたわんこさんでした。

プリちゃんときょうだい犬の澄ちゃん。そして同じお名前の澄ちゃん。そして、プリちゃんと幼なじみのノアちゃん。こんがらがりそうだけど、神様はぐるぐるとみんなをつなげてくれたのです。

そして不思議なことがもうひとつ。
澄ちゃんとノアちゃんご家族がお見合いをしたその日に、この間も書きましたが、元の飼い主さんが亡くなられていたことをその娘さんが連絡されてきたというのです。

ノアちゃんはきっとママの後押しをしたかったのでしょう。
「ママ、わたしはおじいさんといるから大丈夫。澄ちゃんを可愛がってあがてね。」 って。

ノアちゃんの優しいお顔が浮かびます。。


そして澄ちゃんです。トライアルも終わり、お名前が「結(ゆい)」ちゃんとなりました。
たくさんの思いがこめられたお名前です。

結ちゃん、よかったわね。
おりこうさんだもの、たくさんたくさん可愛がってもらえるわね。ほんとによかった。
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公園で会ったときのものです。ママともうしっかりアイコンタクトがとれてました^^。

ノアちゃん、お空からみてくれてるかな。。

ブログ「ちょっと田舎生活」
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by parumax | 2012-06-16 16:30 | いきもの | Comments(0)

忘れないよ

3月に、プリちゃんの幼なじみ犬のノアちゃんが突然逝ってしまいました。5才でした。

プリちゃんは肝っ玉が小さいせいか、お友達と一緒に走りまわるという事をあまり好みません。
でも、ノアちゃんとだけは別でした。思いっきり追いかけっこが出来るお友達でした。
犬にも人にもほんとに優しかったノアちゃん。思い出して書いていると涙があふれてしまいます。。

ノアちゃんは生後4カ月の時に人を介して前の飼い主さんから譲り受けた子でした。
初めて公園で会ったとき、パールがガツンと教育的指導をしたことが忘れられません。
前の飼い主さんはノアちゃんと2か月間だけ暮らしたそうです。とても可愛がっていたそうですが、ご自身の病気によってやむなく手離されたそうです。その後は一度も会うことはなかったそうですが、今年1月にノアちゃんがTVに出たのを入院先の病院で見て、暖かくなったら外出許可をもらって会いにいこうと思われていたそうです。

でも、願いはかなうことなく、3月の初めにお亡くなりになったのです。
そして突然、ノアちゃんもその10日後に・・。

「ノアちゃんはやさしい仔だったから、一人では可哀想に思って前の飼い主さんと一緒に黄泉の国に行ってしまったのかもしれない。」 悲しみの中でノアちゃんのママはそう思われたようです。

ノアちゃんは愛称で、正しくはノアールちゃんです。前のお名前は知らずに、譲り受けた後にママが付けた名前でした。ところが、あとでわかったことだそうですが、前のお名前もノアールだったというのです。

ノアちゃんのお話はもう少しあります。またこんどお話ししたいと思います。


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4月になって、ジョン君のおうちのマリィちゃんが亡くなりました。

マリィちゃんは元より家族全員で病気に立ち向かってこられました。
亡くなって後、ママは泣かない日はないというほどに落ち込まれていました。

ママは思い切ってアニマルコミュニケーションをお願いしたそうです。
マリィちゃんは、こんなことをママに言ったそうです。こちら

きっと時間がママを優しく包み込んでくれるものと思います。
キャンちゃん、ジョン君、ママの力になってあげてね。。


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そして今月に入り、ハクちゃんのおうちの御幸ちゃんも。。

御幸ちゃんは重いフィラリア症でした。どれほど苦しかったことか。でも、ハク母さんに助けられ、そして4月にハクちゃんの妹となって、人に愛される日々を過ごすことができました。
ほんの短い期間だったけれど、御幸ちゃん幸せだったと思います。

ですが、ほんとに若い死です。元飼い主がちゃんとフィラリアのお薬を飲ませていれば・・。
悔しくてなりません。
 ブログ「陽だまりでお昼寝を」
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by parumax | 2012-06-12 15:27 | いきもの | Comments(0)

澄ちゃん

きょうは、プリちゃんのきょうだい犬の澄ちゃん、ではなくて、こちらの澄ちゃん。
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只今、八王子の預かりボランティア にんにんさんの元で、新しい家族との出会いを待っています。
我が家からだと車で10分ほどのところです^^。

澄ちゃんは、お母さんわんこでした。定点収集に子犬たちと一緒に持ちこまれたのです。
8月24日付の愛護センターレポートに出ています。
いまだに存在する定点収集にも腹が立ちますが、持ちこむ人間にも腹が立ちます。

子犬さんたちは、他の団体さんが、まとめて引き出してくれました。

澄ちゃん頑張ったね。子犬さんたちも幸せを見つけるはず。
澄ちゃんもにんにんさんのおうちに来たのだもの、もう大丈夫。幸せになろうね。
ご飯いっぱい食べて体力つけようね。応援してるよ。
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by parumax | 2011-09-15 23:42 | いきもの | Comments(4)

ジュリアさんのいぬ親さま決定♪

めでたくも、まいぱんままさんちの預りっ子・ジュリちゃんのいぬ親さまが決まりました!!024.gif
いぬ親さんは、なな~んと、まいぱんままさん ですー!! やった~!041.gif

さっそくお祝いの品を持ってお伺いしました^^。

迎えてくれたのは、まいぱんままさんちのマイちゃ~ん。わたしの大大大好きなマイちゃ~ん010.gif
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マイちゃんは、パールと同じ現地出身のわんこさんなの。
とーーってもいい子です。&、ご覧のとおり、とーーってもかわいい子ですー。

ジュリちゃんは、このマイちゃんの妹になるってわけです。
でももう3年も一緒にいるから、とっくに姉妹やってるマイちゃんとジュリちゃんです045.gif

f0057509_2138899.jpgジュリちゃんに持参したお祝いの品は、
パンツをはいた犬のぬいぐるみです。

ジュリちゃんね、
パンツを脱がせるのが上手らしいの。
だからこれにしました~♪

ジュリちゃんに、「よかったねえ。おめでとう~。」と言って渡しました。ところが、こちらの興奮度がもろ出ちゃったものだから、喜こばせるどころか、反対に怖がらせてしまいました。

あーあ。失敗失敗002.gif



そんなわけで、肝心のジュリちゃん写真を撮れずじまい。。
主役写真のない記事になっちゃって、あーんほんとすみませんー。

でも、まいぱんままさんちの子になったわけだし、 これからは、ばんばん撮れると思うな~♪

そしてね、いつか、ぜーーったいに一緒にお散歩するから~♪ 楽しみだな~~♪

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by parumax | 2011-04-12 22:15 | いきもの | Comments(2)

家族を待つ被災どうぶつたち

わたしもtwitterを始め、
糸井重里さんのところで知った情報です。

震災で、仙台のセンターに保護されたわんちゃんねこちゃんたちです。
首輪を二つもつけてる子がいます。
どれほど怖かったことか。
家族ともはぐれ、どれほどさみしいことか。。
どうかどうか一日も早く家族と会えますように。
どうかどうか知ってる方の目にとまりますように。

ブログ「福のボンボン日記」から3月18日付  ・・・・・・・  ぼくたちセンターで待っています。



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by parumax | 2011-03-21 11:59 | いきもの | Comments(4)

スーパーエリート犬

ニュースを見てたら、画面にシェパードが。条件反射的に録画ボタンON(笑)。
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知ってました? 警察で働く犬といってもいろいろと分けられているんですね。
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きな子は、鑑識犬とありますね。
一方のレスター号といえば、中越地震で、埋没していた乗用車から救出された2歳の幼児の生存を最初に確認したことで有名でしたから、災害救助犬だと思ってました。でも、警備犬とあります。

驚きですが、警備犬というのは、災害救助と犯人制圧、それと爆発物捜査、
それらを全て行える犬のことなんだそうです。

犯人制圧って、犯人に噛みついて離さないというあれですよね。災害救助ということとは、なんだか真逆のようなお仕事です。この両方を、いったいどうやって覚えさせるのか。 答えは、これでした。
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生存者救助の時は、首輪に鈴をつけ「サーチ!」のかけ声。
犯人に襲いかかる時は、革の首輪で「かかれ!」。
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爆発物のような不審物捜査の時は、首に鎖をつけ「捜せ!」だそうです。

いやはや、賢いですねえ。
この「警備犬」が、イコール、「スーパーエリート犬」。現在約30頭。

ジャーマンシェパードのオスだけが選ばれ、犬1頭にハンドラー1人。希望者は多いそうですが、「犬が好き」というだけではだめで、職務をやり遂げるため厳しく接することが求められるそうです。

この警備犬と鑑識課の犬では鼻の使い方が異なり、鑑識課の犬が使うのは地べたをはうような「地鼻」、一方、空気中に漂う人や爆発物などのにおいをかぎ取る警備犬は「高っ鼻」なんだそうです。


うちのパルプリも我が家的には、スーパーエリート犬でありまする。只今のところは長期休養中ではありますが、預りっ子の指導においては、並外れた才能を発揮いたします(笑)。
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by parumax | 2011-03-10 15:13 | いきもの | Comments(0)

犬の認知症

きのうの毎日新聞・くらしナビで取り上げられてました。

犬の認知症の研究は、20年ほど前から始まったものの、一般的に知られるようになったのは10年ほど前からだそうです。 段階的に進行する人間のアルツハイマー型認知症と似ていて、早ければ11歳で発症、13歳を過ぎると急増だそうです。

認知症になった犬の行動例が出ていました。
・夜中に単調な声で鳴き続ける
・知っているはずの命令に従わない
・今まで学習したことを忘れ、不適切な場所で排せつする
・トボトボと歩き、前進しかできなくなる
・壁などに頭を押しつける
・グルグルと同じ場所を回り続ける
・無理な姿勢で熟睡する

根本的な治療法はないようですが、進行を遅らせることは出来るようです。

大事なことは、「名前を呼んだときの反応が鈍くなった」などの初期症状を見逃さないこと。
そして、もし、そういった様子が少しでもみられたら、
話しかけたり遊んだりして刺激を与えることだそうです。

やっぱりどんな病気でも、ちょっとおかしいなと思った時が肝心ですね。

DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を 動物病院で投与してもらうことで
症状の改善をはかることもできるようです。

また認知症向けのドッグフードもあるようです。 
ビタミンC、E、ベータカロテンなどの抗酸化物質を多く含んでいて、進行を遅らせるんだとか。
「いつものお散歩コースを忘れるなどの兆候があれば、すぐに使ってほしい」とありました。

そっか、高齢犬が、おうちを出てそれっきり戻ってこないという話を聞いたことありますが、これかもしれませんね。うちの子はいつだってちゃんと戻ってくる、なんていうことは、高齢犬ではありえないと思った方がよさそうです。というか、高齢であっても、逸走については気を付けなきゃです。

それから、グルグルと同じ場所を回り続けるようになった場合、お部屋でも前進しかできなくなるので、何かで丸く囲ってあげることで、壁にぶつかることもなく、スムーズに歩き続けることができ、ストレスが軽減されるそうです。

いろいろと対処法があるようですね。
パルちゃんプリちゃん、たとえ君たちが認知症になったとしても、ちゃんと最期までみてあげるから大丈夫大丈夫。しかし、お母さんがなっちゃったら困るねえ。人間の認知症も知っておかなきゃだ045.gif


058.gifいぬ親会のお知らせ
  こんどの日曜日(3月6日)は、ちばわん品川いぬ親会です! ねこ親会もです!
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by parumax | 2011-03-02 12:28 | いきもの | Comments(4)

毎日新聞 渡辺眞子さんの「しっぽの気持ち」から

     ■ 愛する人を失ったとき
我が家のクータは不衛生なペットショップ出身で、引き取ってから延々と胃腸の具合が安定せず、皮膚病にも悩まされた。子犬時代に長く患ったものだから家では必要以上に大切にされ、健康を取り戻した頃には立派なわがままに育っていた。

彼は家族をよく観察し、最も思い通りになるのは母であると早々に見抜いた。母も「困った」と言いながら実は困っておらず、催促されるままおやつを与え、散歩に出かけ、大いに甘やかした。クータは正真正銘、母の犬だ。

母が旅行に出かけた日は、彼女のベッドで丸くなっている。誰が呼びかけてもふてくされた様子で顔すら上げない。眠ったふりをしながらも、全神経を一心に玄関へと向けていた。大好きな人が帰宅したとき、それは彼にとってこの世で最上の出来事が起きた瞬間だ。1人と1匹の数日ぶりの再会は、毎回がお祭り騒ぎだった。

クータの生活は、昨年末に母が倒れた日から一変した。毎日、長時間の留守番に耐え、母の不在に耐えねばならなかった。母が病室で着ていた寝間着を見せると、ひとしきり熱心に匂いを嗅いだあとベッドに運んで顔をうずめた。その姿は幼い子どもが声を殺して泣いているみたいで、私をひどくせつない気持ちにさせた。

母は意識が戻らないまま、19日目の未明に旅立った。自宅に戻った母にクータを会わせると、なぜか身をよじっていやがった。「絶対に認めない」と言うように。それから丸2日間、次々に届けられる白い花と途切れることなく訪れる弔問客への応対に私は追われ、クータはおざなりにされた。

母が家で過ごす最後の日、真夜中のことだ。気配にふと目覚めると、ろうそくの薄明かりの中にクータがいた。母の枕元で、ただじっと座っていた。納骨を済ませた今も、彼の注意は静かな玄関に注がれ続けている。

ペットロスという言葉がある。愛するペットを亡くした疼(うず)きを私も知っている。でも愛する人を失った動物だって悲しみに打ちひしがれるのだ。最愛の相手がいない世界に直面する彼らへの配慮を置き去りにしてはならない。

寂しくなるけれど、一緒にがんばろう、クータ。愛されただけ幸せになれ。(作家)

毎日新聞 2011年2月15日 東京朝刊


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犬であっても人間であっても一つ屋根の下で暮らせば、それはもう家族。
だれが欠けても寂しい気持ちは同じ。
最愛の人を亡くしたクータくんもどれほどか寂しいことか。
でも、これから一緒に頑張ろうといってくれる眞子さんがいるからきっと大丈夫。
きっとまた元気になれると思います。クータくんガンバレ。

一方で、もう面倒をみるものがいないからということでセンターに持ち込まれるというケースもあるようです。すぐにセンターに持ち込まず、面倒をみてくれる人を探すなどの努力をと願ってやみません。

センターでは職員のかたが一生懸命、取り組んでくださってますが、犬や猫にとってはやはり過酷な場所です。感染症等でなくなることもあります。体や気持ちが弱っていればなおさらのことです。どうか持ち込んだり、捨てたりしないでください。救ってください。励ましてください。

ちばわんが発信する愛護センターレポートを見てくださってるお散歩友だちが、愛犬に似ていてほっとけないと、つい先日、期限ぎりぎりの子の預かりをちばわんに申し出てくださいました。とても嬉しかったです。エルくんママ、どうもありがとう。

その子は、どういう経緯でそこにいれられたかはわかりませんが、一見元気そうにみえたダルメシアンでした。ちばわんの副代表がすぐにセンターに連絡してくださり、検疫にかけてくれたそうです。
ですが、とても残念なことに、検疫途中にして亡くなりました。。

希望の光が見えたところだったのに、力強く励ましてくれる人が待っててくれたのに。。
ほんとうに残念でなりません。

処分で亡くなる数に加え、このように検疫中に亡くなるケースや期限内に亡くなるケースなども多々あるのです。持ち込んではいけない、捨ててはいけない、迷子にさせてはいけないのです。
終生きちんと面倒みなくてはいけない。自分が先に逝くことがあった場合のことも考えなくてはいけない。

人間と同じ、命あるものだもの。

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by parumax | 2011-02-17 15:12 | いきもの | Comments(4)

たばこがペットに与える影響とは

 (2月15日付の毎日新聞 くらしナビ から)
和歌山市の石丸動物病院に昨年6月、1匹の猫(オス、6歳)が運び込まれた。数日間エサをまったく食べないという。体からたばこのにおいがしたため、副院長の石丸昌子さん(56)が理由を聞くと、飼い主の自宅は美容院で、猫は灰皿を置いている待合室によく出入りしていたらしい。

触診で腸のあたりに異物を感じたことから、石丸さんは飼い主の承諾を得て体を切開。腸に複数の腫瘍を見つけた。大きなもので1センチ。既に手の施しようがなかった。病理検査で悪性リンパ腫と判明した。

猫は食欲が戻らないまま、数日後に衰弱死。検査では因果関係まで特定しなかったものの、石丸さんは「受動喫煙の影響が大きかったのではないか」とみている。飼い主は「たばこが動物にも悪いと知っていたら、待合室に入れなかったのに……」と肩を落とした。

たばこが人間の体に悪いということは今やほとんどの人が知っている。しかし、ペットの健康にも同じような影響を与えることについて、飼い主の関心は低い。

ペットの受動喫煙に関する研究は米国でいくつかの発表事例がある。マサチューセッツ大が93~00年に実施した調査によると、家庭内で副流煙にさらされた猫が悪性リンパ腫になる危険性は、さらされていない猫の2・4倍。その環境が5年以上続くと、3・2倍に上がるとされる。

また、コロラド大が92年に発表した研究では、喫煙者に飼われている犬ががんになるリスクは通常の1・6倍。特にダックスフントのような鼻先の長い犬種は鼻腔(びくう)がんの発症リスクが高まるとの結果が出た。

これまでの研究によると、煙に含まれる有害物質の粒子は空気中で下降するので、体高の低いペットは人間より影響を受けやすい。ニコチンは血管を収縮させるため、特に心疾患のある小型犬は注意が必要だ。

ただし、ペットの前でたばこを吸わなければ大丈夫、というわけでもなさそうだ。例えば猫の場合、毛繕い(グルーミング)をする際、室内に残った有害物質を無意識に口に入れてしまう。さらに喫煙者の呼気は一酸化炭素が多く、抱っこした飼い主の息がかかるうちに体調を崩すケースもあるという。


石丸さんは大阪コミュニケーションアート専門学校(大阪市西区)のゼミで動物看護師を目指す学生を指導する傍ら、飼い主に禁煙を促す活動を実施。学生と一緒に啓発のポスターやバッジを作っている。昨年11月に大阪市内であった動物臨床医学会では、受動喫煙がペットにもたらす弊害も発表している。
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世界保健機関(WHO)は06年に「すべての医療従事者による禁煙活動」というスローガンを打ち出した。石丸さんは日本の医師会や看護師会が賛同する一方で動物医療関係団体の名前がないことに違和感を覚え活動を始めたという。「家族の一員として暮らす動物たちを受動喫煙被害から守ることは動物医療関係者の使命です」

ゼミの学生は今春から動物病院で動物看護師として働き始める。小浦ひかりさん(20)は「喫煙とペットの健康を結びつけて考えられる飼い主はまだ少ない。言葉が話せない動物たちの気持ちをうまく代弁できるようになりたい」。岸上勝彦さん(20)は「ペットと暮らすことが禁煙のきっかけになるといい」と話す。【水戸健一】


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愛犬愛猫のためにタバコをやめられるかたが増えるかもしれませんね。

にしても、喫煙者の呼気によって、猫が体調を崩すケースがある、にはびっくり。
うちの息子も時々吸ってるようだから、要注意だわ。

人間の赤ちゃんも大人よりたくさん息を吸い込むというから、同じように注意が必要かもしれませんねえ。こりゃ大変。あーちゃんパパにも伝えなくっちゃね。

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by parumax | 2011-02-16 21:11 | いきもの | Comments(0)

狂犬病予防注射

昨日(1月18日)付の毎日新聞 くらしナビのページに載ってた記事です。
  ※お時間ないかたは、太文字だけでも読んでみてくださ~い。

狂犬病に対する危機感が薄れています。

 日本獣医師会によると、国内での飼い犬への狂犬病予防注射実施率は約4割と推定される。日本では50年以上発生例がなく危機感が薄まっているが、専門家は「このままではウイルスが国内に入ってきた際、社会がパニックになりかねない」と警鐘を鳴らす。

 狂犬病は人間を含むすべての哺乳類が感染する病気。ウイルスは感染した動物の唾液などに含まれ、人間の場合、多くは動物にかまれて感染する。1~3カ月の潜伏期間を経て、高熱やまひ、水が怖くなる恐水症などの神経症状が表れ、呼吸障害によってほぼ100%死亡する。

 国内で最後に感染が確認されたのは人間が1954年、犬が56年。しかし海外では広がっており、2006年にはフィリピンに旅行した日本人2人が帰国後に発症して亡くなった。世界保健機関(WHO)によると、世界中で年間3万~5万人が死亡。昨年はニューヨーク市の公園で野生のアライグマからウイルスが見つかり、当局が注意を呼びかける事態になった。

 狂犬病は潜伏期間中の診断が難しい。しかも発症してしまうと有効な治療法がない。このため予防対策が極めて重要だ。

 日本では1950年に狂犬病予防法が施行された。ウイルスの国内への侵入防止策として、空港や港で動物の輸入検疫を実施。同時に、飼い主には犬を市区町村に登録するとともに、年に1度の予防注射を受けさせるよう義務づけている。

 厚生労働省によると、09年度の犬の登録数は688万844匹。そのうち511万2401匹に狂犬病の予防注射が行われた。一見、予防注射の実施率は高くみえるが、飼い主が登録を怠っている犬も少なくない。ペットフード協会がインターネット調査から推定した実際の犬の飼育数は同年度1232万2000匹に上り、実際の予防注射実施率は40%程度とみられる。WHOは「少なくとも70%以上」との目安を示しているが、遠く及ばないのが現状だ。

 日本獣医師会の大森伸男専務理事は「登録や予防注射の義務を知らない飼い主が増えた」と指摘する。フィラリアやジステンパーなど身近な病気の予防注射はしても、狂犬病はしない飼い主も増えているという。

 昨年は宮崎県で口蹄疫(こうていえき)が発生し、29万頭の牛や豚が殺処分された。狂犬病予防法は国内で狂犬病が発生した場合、感染の疑いのある犬を隔離することを定めている。大森専務理事は「地域で狂犬病が発生した場合、犬たちがどうなるのか想像してほしい。予防注射は愛犬を守ることにもつながる」と理解を求める。

 各市区町村では年に1度、狂犬病の集団予防注射を実施しているが、飼い犬を登録していないと、通知が届かない。予防注射の実施率アップのためには、まず登録を増やすことが重要だ。

 約5万匹の飼い犬がいると推計されている東京都板橋区では、3分の1にあたる1万7000匹しか登録されていない。しかも狂犬病予防注射を受けているのは約1万匹にとどまる。

 このため区は昨年1月、登録制度を知ってもらおうとユニークな取り組みを始めた。登録済みの飼い犬を対象に名前や住所を記載した「犬の住民票」を無料で発行しているのだ。

 区保健所生活衛生課によると、この1年間で約1000件の住民票を発行。うち約1割はそれまで登録や予防注射をしていなかった犬だったという。同課の高橋正一さんは「ペットは家族の一員と考える人が増えるなかで、住民票が受け入れられたようだ」と話し、登録率や予防注射実施率の向上に一定の効果があったとみる。

 グローバル化で人や動物が国境を越えて移動する機会が増え、ウイルスが国内に入ってくるリスクも高まっている。日本を発生国にしないため、飼い主のモラル向上が急がれる。【水戸健一】

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 ◇狂犬病予防注射
 狂犬病予防法は獣医師が体調不良と判断した場合を除き、生後3カ月以上のすべての犬に年1回の予防注射を義務づけている。市区町村の集団注射は毎年4~6月だが、病院で個別に受けることもできる。費用は場所によって異なるが2500~3000円程度。抗体は1年間しか持続しない。


板橋区、思い切りましたよねえ。犬の住民票などとは子供チックな、税金の無駄だ、等々の意見もあったでしょうにね。でも、それでもって、登録者がふえ、狂犬病も予防できるという一定の効果もあったわけだから、これからは、お役所もお堅いことばかりいってちゃいかんってことですよね。是非、他の自治体でも真似していただきたいものです。で、その登録時に、適正飼養の指導をきっちりやってもらいたいものですよね。マイクロチップの指導とか、不妊のこととか、そういった部分でこそ、そのお堅さを発揮してもらわねばです。ほんと。
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by parumax | 2011-01-19 14:35 | いきもの | Comments(14)