なかなか書けずにいました。
悲しみと寂しさと、そして思い出とがいっしょくたになり、とめどなく涙があふれてきてしまうのです。
まとまりのないことになるかもしれませんが、きょうは書きます。
パットくん、立派でしたから、わたしもちゃんと書かないとです。
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ブログ「
ぱとモモ日記@鴨川」にもありましたように、
昨年9月、パットくんは、骨肉腫という診断を受けました。信じられない思いでした。
ご家族は決断され、10月、断脚にふみきりました。
骨肉腫の痛みは、想像を絶するものだそうです。決断は間違っていなかったと思います。
パットくんは、3本の足でもにこにこでしたし、食欲もあってよい経過をたどっていました。
しかしながら、2月にはいり下半身が麻痺。そして、転移と見られる腫瘍が確認されました。
麻痺のために介護が必要になったパットくんをお父さんお母さんは、全力で支えてくれました。
支えられてパットくんは、きっとご機嫌だったと思います。とても幸せな気持ちでいたと思います。
でも3月17日、パットくんは帰らぬ子となりました・・・。安らかなお顔だったそうです。
パット母さんからのメールより少し載せさせていただきます・・
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てんやわんやの3週間の介護生活、いろんなことがありました。
でも今は、家にぽっかり大きな穴が開いてしまったみたいです。
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お骨を拾うとき、やはり腫瘍があったと見られる部分のお骨は黒っぽく、もろくなっていました。相当痛かったと思うのに、こんなに忍耐強い子だったなんて。
よく頑張りました。
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本当に甘えん坊で、犬らしい天真爛漫な子でした。
初めてうちに来た日のひょろひょろのパットのこと、今でもはっきり覚えています。次の日には、すんなりうちの子になっていました。
放浪していたモモと違って、幼い頃から一人でお留守番したことがないパットの性格は、ほんとうに花丸で… いたずらも覚えていないくらい、いい子でした。
そうなんです。パットくんは、預かり時から、ほんとに天真爛漫なおとぼけさんでした。
お笑い系で、プラス、甘えっ子で賢くて、かわいい子でした。
ハッキリ言って、困ったなーって記憶がほとんどありません。プリちゃんと同じです。
預かりバカ親バカとも言えますが^^
そして、
わたしの命令を律儀に最後の最後まで、守ってくれました。
頑張って守ってくれたというよりも、家族の愛に包まれていたパットくんにとっては、それはもうたやすい事だったにちがいありません。パットくんのお父さんお母さん、変わらぬ愛情をありがとうございました。パットくん、毎日がどれほどか楽しかったことでしょう。嬉しかったことでしょう。
ほんとに泣けます。ほんとにどうしてこんないい子がと。
思い出がたくさんあります。
きのうのことのようによみがえる
お届けした日の事。
お見合いした日の事も。。
優しいお父さんお母さん、そして頼もしいお姉ちゃんのモモちゃん。
家族みんなにたくさんたくさん可愛がってもらいました。たくさんたくさん愛してもらいました。
幸福に満ち溢れた一生だったと思います。
先に逝っちゃうなんてずるいと思ったけれど、考えてみたら、パットくんは、一番の寂しがり屋だったから、最後に残るのは嫌だったのかもしれませんね。
パットくん、清ちゃんと待っててね。みんなもいつか行くからね。ちゃんと待っててよ。
ご存知のように、パットくんはプリちゃんのきょうだい犬です。
預かり時に付けた仮の名は、ポッキー。
マーブルくん、プリッツと合わせ、お菓子ちゃんズでした。とてもとてもかわいい3匹でした。
預かり時のブログから、ポッキーを中心にピックアップします。
2006年2月12日付
2006年2月19日付
2006年2月23日付
2006年3月5日付
2006年3月6日付
2006年3月10日付
2006年3月16日付
2006年3月24日付
2006年3月27日付
2006年3月27日付
2006年4月4日付
2006年4月5日付
2006年4月6日付
2006年4月8日付
2006年4月10日付
2006年4月23日付
2006年4月24日付
なんだか、けっこうな数になってしまいました。
こんなことなら、
全部まとめてみていただいたほうがよかったですね。
実はプリちゃんの様子が、ちょっと変だった日が二日ばかりありました。
それは、パットくんが亡くなった日とその翌日でした。
和室に閉じこもって出てこなかったのです。
具合が悪いのかと思いましたが、お散歩には行きましたし、ご飯もたべました。
今になって思うと、パットくんが会いにきてくれてたのではないかなと思えてなりません。
亡くなった日は覗いてないので、どんな様子だったかわからないのですが、翌日、こっそり覗いた時には、きょうもきてくれるかなといったふうな様子でした。
プリちゃん、ポッキーはね、プリちゃんの事、いつだってお空から見ててくれてるよ。
ポッキーの分まで長生きしようね。