那須湯本温泉、鹿の湯。
いかにも湯治場といったレトロな風景に、そぼ降る雨。旅情感たっぷり。
でも、横には、硫化水素ガスが噴気する殺伐感たっぷりの名所「殺生石」があって、そこを一緒に写せば、一転、サスペンス劇場の舞台、って感じです。
実際、その「殺生石」の‘九尾の狐’の伝説が実に怖ろしい。
‘九尾の狐’、それは、中国やインドで美しい女性に化けて悪行を重ねた九本のしっぽを持つ妖怪。
想像してみてください。しっぽが九本ですよ、九本。怖いですよねえ^^
なんとこの狐、平安時代に美女に化けて日本に渡ってきたそうです。そして、時の帝の寵愛を受け、そのまま日本を簒奪しようと帝の殺害をはかったのですが、見破られ、この那須の地に逃げ込みました。 しかし、ここでも領民や旅人に危害を加えたため、神様が授けられた矢で射られ、九尾の狐は石にされてしまいました。しかしそれでもなお猛毒を吐き、あらゆる生き物を殺したというのです。なんというしぶとさ。そこから、‘殺生石’と呼ばれるようになったそうです。怨念の石ですねえ。。
あー怖ろしや。
パルプリに猛毒を吹きかけられては大変です。さっさと帰りましょう帰りましょう。
でも、ちょっとだけ
足湯 につかっていきましょう(笑)。
ってことで、とりあえずワンたちは車に置いたまま、じんわり温まってきました。(*かなり熱いですから、いきなりドボンと入れないようにね。おバカなわたしは、やってしまいました。ははは)。
しかしねえ、ワンたちと一緒の旅行でこんなに雨に降られるなんてはじめて。
ある意味、実に新鮮ってかんじ(笑)。でもおおいに大変。
家でも雨の日はお散歩に行きたがらない2匹ですからねえ。これではどっこも行けまへん(泣)。
お宿に入ってしまうのが一番ですけど、チェックインまではまだまだでしたから、お茶でも飲んでゆっくりしましょう、ってことで、こちらに行ってみました。
でもここは、珈琲がご自慢のお店。犬も大丈夫とは聞いてましたが、ドッグカフェーを謳ってはいませんし、傘をさしていても濡れるほどの雨足でしたから、ずぶぬれ気味のワンを入れてくれるかどうか・・。ドアを少し開けて聞いてみました。「あのぉ・・、犬も一緒なんですがぁ・・・」
すると、大槻ケンヂ風のいい感じのお兄さんが、
「はい、どうぞ。一応、うちは犬オッケーにしてます。あちらに、フックもありますから、どうぞ。」って!
ほんとにこのお兄さん、いい感じ~。って、実は、このお兄さんが、こちらのご主人、マスター。
でも、やっぱり‘お兄さん’ってかんじ^^。
マスターの応対もよかったけれど、お店の中も実に素敵。
珈琲に合う雰囲気っていうか、犬連れで入るのが申し訳ないくらい細部にわたってきれいでね。
雨だったせいかお客さんもなく、ほんとに静か。珈琲と音楽がここちよく体と心に響き、とても気持ちいい時間を過せました。軽食メニューもいただきましたが、大満足でした!
もちろんパルプリも、ワンとも言わず、じつーにおとなしく足元でくつろいでました。
マスターから「おとなしいですねえ」と連発されたしね^^。
お店の名前は、
ほんとは誰にも教えたくないー。でも内緒で教えてあげます(笑)。 「シェークオマール」 さんです♪
おなかも気分も満足したところで、こんどは、すぐお隣の
「bee+bee」 さんへ。
こちらは、パルプリ御用達のネームタグの工房です。その他、カラーやリードなどもあります♪
こちらでも素敵なオーナーさんが、中までどうそ、と、優しく迎えてくれました。
今回は、プリちゃんのうちの子になった
2周年のお祝い旅行です。
ネームタグはまだ使えるので、普段使いのカラーとリードを新調しました。きれいなオレンジでしょ。
さーて、そろそろチェックイン。
今回は、ランちゃんやその他千葉わんこさんがたくさん利用されててオススメというペンションです。
ちょっと暗くて見にくいですが、ここに↓に名前が書いてありますー。
②へ、つづく~。
****************************************************
■ 千葉WANプチ里親会in昭和記念公園 ■
詳細は、
コチラ! ← クリック